たんたんと。ITALIA。

イタリアでのあれこれ、興味あるものを淡々と綴ります。国際結婚のリアルな心情も。

イカ焼き

今週のお題「まつり」

夏祭りの夜ってなんであんな雰囲気あるんでしょうね。

花火大会だと、火薬や煙の匂い。祭りの屋台から匂う、焼いた肉や焼きそば、たこ焼き、焼きとうもろこしの匂い、食べ物の焦げた匂い。夏草や暑い熱気が混ざったあの匂い。

子供の頃は楽しいって感情が先行していたのに、大人になるとなんだか悲しくて寂しくて懐しい感情が襲ってくるのが不思議です。

そんな感傷に浸らせたのは、

イカの塩焼きの匂いでした。

イタリアでイカって言うと、Calamaro(カラマーロ) ? Totano(トータノ) ? Seppia (セッピア)? と三種類くらいに分かれるそうなんです。日本だったらイカイカじゃないですか。でもこっちでは"いやその料理はcalamaro じゃないと!いやそれはTotano だよ!"なんていう風な会話があったり。

ちなみに今回焼いたのはtotano 。スルメイカのことみたいなんです。

Calamaro はヤリイカ、Seppia はコウイカ

正直自分はあんまり違いがわからないんですが、コウイカはわかりやすいですけど。

まぁとにかく網焼きのイカから漂う香ばしい香りが祭りの時のいろんな気持ちを思い出させたという話です。

香りって、記憶とすごく結びついてますよね。

良くも悪くもいろんなことを思い出させてくれます。

皆さんはなにを思い出すでしょうか。