イタリアは最近雨続きで、寒く感じることもしばしば。夏が来る前に悪天候が1、2週間続き、終わるといきなり夏が始まるらしいのですが、昔はこのような天候はあまりなく、ここ10年くらいのことだそうです。
さて、イタリアでは親が学校に子供を送り迎えするのが一般的で、自分が住んでる町でも朝8時頃になると、子供を乗せた車が行き交います。共働きが増えているイタリアでは朝は彼らにとっても忙しい時間帯。
車が禁止されているヴェネツィアでは、忙しい朝にどうやって子供を早く送り届けるのでしょうか。
そう、キックボードです。
自分がヴェネツィアでよく見るのが、キックボードに子供を乗せて、親がハンドルを引っ張って(引きずって?)連れて行く光景です。
その際、だいたいの親御さんが「今日やることは何かしら?こういう時にはこうするんだよ。ここにはこういう歴史があったんだよ。」などコミュニケーションをとりながら歩いています。心温まるというか、昔、授業参観の帰りに親と一緒に手を繋いで帰ったことを思い出しました。
イタリアでは、電動キックボードに乗ってる人をよく見かけます。ポピュラーな乗り物なんでしょうかね。ママチャリは見たことないんですけれど。あれって日本だけの乗り物なんでしょうか。こちらは休みの日にサイクリングに行く人が多いんですけど、スポーツバイクがほとんどですので、前籠がついてる自転車なんて見たことありませんね。
話は脱線しましたが、ヴェネツィアは海の上に町が作られたこともあって生活の仕方も他の町とは違う部分があります。
旅行の際には、カーニバルやヴェネツィアングラスなど「いわゆる」なものをみるのも楽しいですが、どんな暮らしをしているのか、もなかなか興味深いと思うので注目してみてくださいね。