今週のお題「おとなになったら」
小学校の頃、冬になると教室を移動して、広い部屋に移り、暖房も何もない寒い部屋で、凍えながら、床に布の下敷きを広げて書き初め練習をしたことを思い出しました。
自分たちが書いていた言葉はそう、
「明るい心」。
時には友達とふざけながら、時には自分の服に墨汁の染みを作りながら、何度も書いた「明るい心」。あの時は、何も考えずとも明るい心を持っていたのに、いつのまにか意識しないとそのような心を持つのが難しくなってきました。
漠然とポジティブな未来を想像していましたが、蓋を開ければ現実が立ちふさがっていました。
思い描いていた大人は、もっとポジティブシンキングな人間だったはず…。現実は、今現在進行中でそういう人間を思い描き、近づく努力をしている最中。
要は「未完」って話です。
思い描いていた大人になってる人なんてどのくらいいるでしょうかね。ついネガティブな考え方が出てしまうんですが。
人間って難しい生き物ですね、本当に。
「明るい心」、久しぶりに書き初めしてみてもいいかもしれないです。声に出したり、実際に書いたりすると、何かしら変わるっていうか、何か自分自身にパワーを与えることがありますよね。いわゆる言霊的なものだと思うんですけど、試しにやってみるのもひとつ、ですよね。