今週のお題「お米買えた?」
令和の米騒動ということで、今日本ではお米が店頭に並んでないということですが、
現に米どころにある実家に電話したところ、2kgの米が一袋しか置いてなかったとのことで、非常に驚いています。
ここイタリアでは、お米は割と食べられる食材のようで、
スーパーでもたくさんの品種が売られています。
ただ日本のように5kg とか10kg で売られているのは今のところまだ見たことがないですね。
こちらではイタリア北部のピエモンテ州やロンバルディア州で主に収穫されていて、水田の様子もこの通り。
こちらの写真はpavia という場所なんですが、ロンバルディア州に位置し、イタリアの中でもお米の最大の収穫地として有名です。
やはりイタリアではリゾット米が多く栽培されているようですね。
今食べてるのはこのcarnaroli米 ( カルナローリ) 。
他にもArborio ( アルボリオ) , Baldo ( バルド)
, Vialone nano ( ヴィアローネナーノ) などがあり、
おもしろいのは、商品袋になんの料理に適しているか書かれていることです。
Ideale per risotti ( リゾット用)
Ideale per insalata di riso ( 米のサラダ用)
Ideale per minestra ( スープ用)
なかなか日本ではあまりみない表記ではないでしょうか。
イタリアはヨーロッパでも最大の米の生産国としても知られているようで、
日本ほどではないですが、食文化的にも重要な位置にあるようですね。
ジャポニカ米はまだ発見できてないので、
あの日本の美味しいお米を食べることはなかなか難しいのですが、
味付けを日本風にして、おじややお粥、雑炊みたいに食べたいと思います。