先日、イタリア北東部ベッルーノ県にあるモンテドラダに登ってきましたので、前回に続きそこで見つけた花を紹介していきます。
Scorzonera purpurea
Silybum marianum
Stella alpina
Gentiana clusii
1番目のscorzonera purpurea 。この花の名前の由来はいろいろあるそうですが、そのひとつにscorzoneraはscorza (皮)nera (黒)ということで毒蛇に関して言及されたものであり、この花の根が蛇の咬み傷の解毒剤として使われたのではと言われているそうです。
2番目はsilybum marianum 。和名はマリアアザミ。
3番目はstella alpina。和名はセイヨウウスユキソウ。いわゆるエーデルワイス。葉の表面に細かな毛を生やすこと寒さに負けないようにしているそう。野生のエーデルワイスは珍しいらしく、ここの山はまだ環境が保たれているという証ですね。
4番目はgentiana culsii 、リンドウですね。凛とした青色で、この花も珍しい花のため、保護対象にあるそうです。
このようにドラダ山には多くの珍しいきれいな花を見ることができますので、機会がある方はぜひ。